ホシハジロは、冬を越すためにやってくる渡り鳥で海ガモの仲間です。河口堰の上流周辺でよく見られ、大群で休息しています。写真のように、雄は首が赤茶色で胸が黒、背と腹は白で特徴的なのですが、雌は薄い茶色でこれといった特徴がなく地味で識別が難しいです。本種は、潜水が得意で植物性の餌(葉、茎、根、種)、水生昆虫、小魚、軟体動物、甲殻類、両生類などを主に食べています。春になると再び繁殖をするため大陸に渡去します。繁殖場所と越冬場所の違う渡り鳥って毎年の引越しが大変ですね。

2009年2月13日