生活習慣病予防のための、メタボ健診(特定健康診査・特定保健指導)といわれている特定健診が始まりました。栄養の過剰摂取による生活習慣病予備軍とされる、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)にならないよう、食生活によるコントロールがますます重要になっています。また、健康増進法では、栄養表示方法を定め、消費者が安心して食品を選択できるように製造・加工業者へ正確な表示を求めています。



分析内容
栄養成分分析
(1) 一般的な栄養表示における項目
 水分・灰分・脂質・たんぱく質・炭水化物※・熱量(エネルギー)・ナトリウム・食塩相当量
※ご要望により炭水化物を糖質と食物繊維に変更して検査を行うこともできます。
(2) ビタミン類
レチノール・総カロテン・レチノール当量・ビタミンB1・ビタミンB2  ビタミンC等
(3) ミネラル類
ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・鉄・銅・亜鉛・マグネシウム等

・熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物※、ナトリウムの含有量は、必ず表示します。
・表示単位は、100gまたは100ml、1食分、1包装、1枚、1粒などで表示されます。1食分の場合は、その量も記載されます。
・その他に表示したい栄養成分、例えば、カルシウムやビタミンCなどはナトリウムの下に記載します。

【栄養表示表示例】
※炭水化物は糖質と食物繊維で表示することもできます。

分析方法
食品衛生検査指針 理化学編  (厚生労働省監修):社団法人日本食品衛生協会
衛生試験法・注解 :日本薬学会
栄養分析の流れ(たんぱく質の例)

秤量
細かく粉砕した試料を分取し秤量する。

秤 量

分解
分解促進剤など試薬をくわえて加熱しケルダール分解器(左写真)にて分解する。

分解(ケルダール分解器)

たんぱく質定量
分解終了後の試料を自動ケルダール蒸留装置(左写真)にて蒸留→捕集→滴定まで行い、窒素含有量(たんぱく質)をもとめる。

たんぱく質分析(自動ケルダール蒸留装置)

関連法令
健康増進法(平成14年08月02日 法律第103号 厚生労働省)

栄養表示基準(平成15年04月24日 厚生労働省告示第176号)